後から笑えた英単語の聞き取り間違いで大きな勘違い

クスッ、ほっこり、外国人あるある話

後から笑えた英単語の聞き取り間違いで大きな勘違い

外国人に教わる太極拳

これは、私が働いていた時に「癒しフェア」で出会った外国人の先生のレッスンでのことです。当時、34歳だった私ですが、バリバリ仕事をしていて休みの日にはイベントに出かけることが大好きだったので、癒されたいと思い癒しフェアに出かけたことが、その先生との出会いでした。

とってもお得な太極拳のチケットを購入した私は、休日を利用してその先生が開催するレッスンに参加することになりました。日本人もいますが、半数は外国人でした。先生はアメリカの先生でほとんど英語なので、通訳をしてくれる女性の方の説明を聞いてレッスンに参加する状況でした。

言葉が片言でも身体を動かすことが中心なので、それほど困ることもなく自分らしくのびのびと過ごせた状況の中、ある日通訳の人がいないレッスンに参加した時のことです。太極拳の動作などチェック時は、身体の微調整をすることがあるのですが、私のお腹をおさえると一言。

な、なんと仰ったんですか??

ニコニコしながら先生は、「オールドレディー」と言いました。正確には、そう聞こえてしまい大きな勘違いをしました。いつものように呼吸に合わせながら何の問題もなかった私ですが、その日は精神的に疲れがひどかった時なので私のこと、30代過ぎているから先生は「年な人」と言ったのかなと何だか傷ついたというか、ニコニコしながら傷つく言葉を話すなと落ち込んで帰りました。

先生は、修行している方なので言葉が通じなくてもヒーリングもあって伝わることが多かったのですが、何だか勝手に傷ついて余計に疲れて帰ることとなりました。

次の週の休日にレッスンに出かけた時のことです。その時は太極拳を呼吸に合わせながら行うレッスンもあったのですが、輪になって説明をしてくれた日でした。通訳ばかり聞いていましたが、ふとあれ?私に行った「オールドレディー」の言葉が沢山使われていることに気づきました。

その英単語、「already」訳すると「すでに」という意味です。私は、一人でニヤッとしてしましました。レッスン後に先生と通訳の人たちに会いに行って、自分の勘違いを話すと笑っていました。

外国人の働き方

優しい、本当に優しいです。国を超えて同じ仲間であるという感覚があります。一緒に食事をしたり、イベントに参加したりと面白い体験をさせてもらいましたが、順番待ちで予約しているにも関わらず、自分できりがよいところで終わってしまうことがありました。

そこは、日本人的ではなくアメリカ人的な感覚だったのか文化の違いです。日本人であれば対応の仕方が変わりますが、先生は気まぐれなところもあります。それを含めて人として受け入れている通訳の方には大変お世話になったことと、凄いなと感じたところです。

ここが変だよ日本人、と言われることがありました。その当時の私は、仕事・仕事、朝から晩まで仕事で常に多忙でした。忙しいは美徳とされている文化が根強く残っている日本の中で、「忙しいは心を亡くすと書くから、だめね」そう言われたことがあります。

残業してまで休日返上してまで働くことがすごいとされる日本人の価値観とは全くことなり、仕事は時間内に終わり、休暇や余暇を楽しみ、家族がいれば家族との時間を優先する価値観とは真逆だなと感じました。

私は、どちらかというとそこの部分に関しては、日本人的な感覚ではないですが、遊びが仕事になれば楽しくて時間が過ぎてしまったということになるのかもしれません。

価値観に気が付くとき

もっとゆったり、リラックス、そんな生活をしている人達が日本人にもいますが、外国人の方と話をしたりすることで違った文化を知ることが出来るので、そのギャップで自分の価値観を見直すきっかけになったりしています。

価値観は違う価値観に出会うことで、新しい価値観が生まれたりします。異文化に関わることが好きなので、ヨーロッパやアジア、アメリカと地域によって国によって価値観や考え方が全く違うという側面を持つことを、話していくうちにも知るということはとても楽しいことです。