日本語を流暢に話すインド人

クスッ、ほっこり、外国人あるある話

日本語を流暢に話すインド人

大阪のインド人スタッフ「ああ、京阪ね」私「!!」

私は33歳、看護師をしています。この体験をしたのは25歳の看護学生の時にインド料理屋でアルバイトをしている時の事です。

働いていたインド料理屋にはインド人が4人、他日本人は私だけという環境でした。インド料理屋では30代のインド人がシェフ、ホールとして働いていました。役割としてはカレーを作る人、ナンを焼く人、補佐する人、他はホールを手伝う人でした。

仕事は昼も夜も出られる時は常に働いていました。私との相性が良かったのか、結構仲良くしていました。仕事が終ればまかないを食べる事が出来るのですが、日本人用のカレーでは無く、インド人と一緒のインド人用のカレーを食べたりしていました。

そんな時のインド人の発言です。皆でまかないを食べているとこのインド料理屋のオーナーが来たのです。定期的に来ては話しをして帰宅する人です。かなり日本語も上手で15年日本に住まわれています。その方の経営で大阪府下には5店舗の店がありました。
彼はその日も店に来て、私と世間話をします。

彼「どこに住んでるの?」
私「ここから歩いて数分です。」
彼「普段は何をしているの・」
私「学校に通っています。」
彼「どこ?駅。」
私「守口の方です。」
彼「ああ・・京阪?」

インド人から流暢に京阪というワードが出てきたのが面白く、びっくりしてしまいました。会話がスムーズな事にもびっくりですが、地理や電車にも乗り慣れている事にも驚きました。他のインド人は日本語も片言で、時折英語を交えて話していました。
そんな事が全く無用で、ほぼ初めてしっかり話しただけにおかしく感じました。

「一番好きなのはボンカレー」にはさすがに驚いたのですが…

インド人が驚くのは日本のメニューの多さでした。夕飯ひとつにしても昨日はお肉だったから魚にしようとか、調理の方法も揚げたり、蒸したり、炒めたり、生だったり色々あります。インド人にはあまり料理のバリエーションが無いみたいです。

ただ、インド料理屋のインド人は夕飯を毎日食べ歩く事もありません。お店の中で皆で賄いを食べています。一度、「毎日カレーで飽きないの?」と聞いた事があります。もっと焼きそばとか、おでんとか焼き魚とか食べたいと思わないの?と聞きました。

すると彼らは毎日カレーの具材が違うので、毎日違う食事を食べていると言う感覚みたいです。その続きに、一番好きなカレーは何?と聞くと「ボンカレー」と言われました。
まさか!と思って聞き返すと「ボーンカレー」だったのです。その日のカレーでしたが、手羽元のお肉を煮込んでそのまま骨を頂くカレーだと言うのです。
あぁ、そっちね・・・と思い一安心しました。

日本人がインド料理屋で食べているカレーは日本人用に作られたカレーなので、トロトロに作られています。インド人が普段使いで食べるカレーはカレースープに似ています。さらさらのカレーをご飯やチャパティで食べていました。ナンの方がチャパティよりも断然美味しいです。

インドの激甘海外郷土菓子に、日本人もびっくり

また、インド人の手土産のお菓子は酷く甘いです。一度お土産に白の糸みたいなものが巻かれたお菓子を頂きました。ふわふわしてかなり軽かったです。

あまり外国のお菓子が好きではない私ですが、頂いたので食べてみました。甘い以外の感想がありません。ただただ甘いだけの物を食べさせられたと思いました。東京のお土産のごまたまごサイズのお菓子を全て食べる事は出来ませんでした。

その後、私はお土産の御礼にとスナック菓子を持って行きました。
確か、もろこし太郎の大きなサイズの物を持っていきました。すると美味しい、美味しいと言ってかなり人気がありました。普通にもろこし太郎が美味しいなら同じ味覚かなと思います。

インド人はインドのお菓子を美味しいと思って本当に食べているのかな?と不思議になった瞬間でした。